胸郭出口症候群について
胸郭出口症候群とは？
胸郭出口症候群（きょうかくでぐちしょうこうぐん）は、首から肩、腕にかけて通っている神経や血管が、鎖骨周辺の筋肉や骨の間で圧迫されることによって起こる症状の総称です。主に腕のしびれや痛み、肩こり、手の冷えやだるさなどを感じるのが特徴です。
この症状は長時間のデスクワーク、姿勢の悪さ、重い荷物を持つ習慣、スポーツや筋トレによる筋肉の過緊張などが原因となることが多く、女性や細身の方にも多く見られます。
胸郭出口症候群の原因とは？
胸郭出口には、神経や血管が通る「斜角筋隙」「肋鎖間隙」「小胸筋間隙」と呼ばれる3つの部位があり、
いずれかで神経や血管が圧迫されることで症状が出現します。
日常生活での不良姿勢や、猫背・巻き肩、筋肉の過緊張などが圧迫の原因となります。
このような症状はありませんか？
- 肩から腕にかけてのしびれ・痛み
- 手や指の冷え、血行不良
- 握力の低下、物を落としやすい
- 首・肩・肩甲骨周囲の慢性的なこり
- 腕を上げると症状が強くなる
これらの症状が複数当てはまる方は、お一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。
当院の胸郭出口症候群への施術の特徴
胸郭出口症候群は、神経や血管が圧迫されることによって引き起こされるため、単に肩や首を揉むだけでは
根本的な改善にはつながりません。当院では、痛みやしびれの原因を見極め、全身のバランスを整えることで
再発しにくい身体づくりを目指します。
カウンセリング・姿勢評価
まずは、詳しい問診と姿勢・動作チェックを行います。
日常生活や仕事・スポーツの動作の中に、原因となる姿勢や習慣が潜んでいることが多いため、全体的なバランスを確認して、どこで神経や血管が圧迫されているのかを見極めます。
手技療法による筋緊張の緩和
神経や血管の通り道を圧迫している首や肩周囲の筋肉（斜角筋、小胸筋、肩甲挙筋、広背筋など）に対して、的確にアプローチします。
当院独自の手技療法で筋緊張を緩め、柔軟性を取り戻すことで、神経や血流の通りを改善します。
骨格・関節の調整
肩甲骨や鎖骨、胸椎、肋骨の動きが悪いと、胸郭周囲のスペースが狭まりやすくなります。
骨格や関節の動きを正常に導くことで、神経や血管への圧迫を軽減します。
痛みのないやさしい矯正を行いますので、ご安心ください。
呼吸と姿勢の改善トレーニング
胸郭の可動域や姿勢の改善には、呼吸の質が非常に重要です。
浅い呼吸は筋肉の過緊張や猫背を助長します。
当院では、深い呼吸を促す呼吸法や、正しい姿勢を維持するための簡単な体操・セルフケアを指導し、
再発予防を目指します。
生活指導とアフターフォロー
長時間のデスクワークや運動習慣など、日常生活に潜むリスクに対して具体的なアドバイスを行います。
再発防止やご自宅でできるケアについても丁寧にフォローしますので、安心してご来院ください。
胸郭出口症候群は、的確な評価と適切な施術により改善が期待できます。
つらい症状でお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。
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