当院では、近年注目されている「コンビネーション治療(Combination Therapy)」を導入し、疼痛緩和および
組織修復の促進に取り組んでおります。これは、超音波療法(Ultrasound Therapy)と電気刺激療法(Electrical
Stimulation)を同時に行う複合的な物理療法であり、それぞれの作用を相乗的に活用することで、
単独の施術よりも高い治療効果が期待されます。
超音波治療とは微細な振動と超音波の作用で痛みの軽減、筋肉痛及び関節痛の軽減をする事ができます。
これが本来の超音波治療なのですが、当院では+電気治療をすることによって電気刺激による神経系へのアプローチと、超音波による深部組織へのアプローチが相乗的に作用し、より短期間での疼痛軽減と機能回復が可能になります。
これがコンビネーション治療です。
ほとんどの物理療法機器は、受傷して間もない頃つまり炎症期では使用する事が出来ません。炎症を助長させてしまうからです。しかし超音波治療では積極的に取り入れて治療する事が出来ます。
なぜなら、炎症組織の治癒促進効果があるからです。超音波の微細な振動が細胞と細胞の間の組織液の循環を改善させて浮腫の軽減や周辺組織の治癒力を高めるので、炎症が助長する事なく、むしろ改善していくわけです。
超音波治療器で使用される周波数は、主に2つ1MHzと3MHzの2種類です。
皮膚から浅い部位(筋膜までなど約1〜3㎝)には3MHzを、
深い部位(骨など約3〜5㎝)には1MHzが適応となります。
ホットパックやパラフィン浴・赤外線などの他の温熱療法では
皮下数−1㎝程度の温熱療法となりますが、それに対して超音波
ではより深部の組織まで熱伝導が可能であることが特徴です。
MCR(微弱電流)モードでの治療も可能な為、刺激を感じない微弱な電気による
アプローチも可能となっております。
超音波は毎秒100万~300万回の高周波振動を利用して、深部組織(筋・腱・靭帯)に対してマイクロマッサージ効果や温熱効果を与える物理療法です。
特に、
などが期待できます。
高電圧の電気刺激により、疼痛伝達路に作用して痛みを抑制すると同時に、筋肉の収縮を促し、ポンプ作用で血流やリンパ循環を改善します。
また、急性期の浮腫や炎症の軽減にも効果的です。
コンビネーション治療は以下のような症状に特に有効です。
また、急性期から慢性期まで、症状のステージに応じて出力やモードを調整することで、
安全かつ効果的な治療が可能です。
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