野球肘とは、野球の投球動作を繰り返すことによって肘の関節に負担がかかり、痛みや違和感を引き起こす
スポーツ障害のひとつです。特に小学生から高校生の成長期の選手に多くみられますが、社会人やプロの選手
でも起こる可能性があります。
投球時の肘には、大きな力が加わるため、筋肉、靭帯、骨、軟骨に負担がかかりやすく、損傷や変形を招くこと
もあります。放置すると肘の変形や可動域制限といった後遺症が残る場合もあるため、早期発見・早期治療が
とても重要です。
これらの症状が続く場合、野球肘の可能性が高いため、早めの対応が必要です。
野球肘は、主に以下のような要因で発生します。
特に、成長期の選手は骨や軟骨がまだ未熟なため、過度な負荷に耐えきれずに損傷しやすい状態にあります。
まずは痛みの出る動作、日常生活や練習内容などを丁寧にヒアリングし、症状の背景を詳しく把握します。
加えて、以下のような検査を行います
カウンセリングと検査の結果をもとに、痛みの原因を明確にし、
一人ひとりに合った施術計画を立てていきます。
炎症や強い痛みが出ている場合は、まずは患部の安静を第一に考えます。以下の施術で、痛みの緩和と炎症の抑制を図ります。
これにより、早期の痛み軽減を目指します。
痛みが落ち着いてきたら、肘に負担がかかる原因を根本から取り除くためのアプローチを行います。
野球肘の多くは、肘そのものより身体の使い方のクセや全身のアンバランスが原因となっている
ケースがほとんどです。
このように、肘だけでなく、全身のつながりを意識した施術を行うことで、
再発しにくい身体を作っていきます。
ご希望があれば投球フォームの分析や、トレーニング指導も行います。
フォームチェック:肘に負担がかかる投げ方のクセを発見
体幹主導の投球動作指導:肘をかばわずに投げるための身体の使い方
ウォーミングアップ・クールダウンの方法:セルフケアの習慣化もサポート
野球肘の再発を防ぐには、「痛みがなくなったから終わり」ではなく、
「肘に負担をかけない体の使い方を身につけること」が重要です。
最終的には、肘や肩に過度な負担がかからない身体作りを目指して、リハビリやトレーニング指導を行います。
運動レベルや年齢、回復状況に応じて、段階的にメニューを組んでいきます。
ご自宅でできるセルフケア指導も行っており、継続して取り組める環境づくりもサポートします。
野球肘は、早期に適切なケアを受けることで、重症化や将来的な後遺症を防ぐことができます。
「痛みがあるけど、まだ我慢できるから…」と放置せず、まずは一度ご相談ください。
当院では、選手一人ひとりに寄り添い、再び思いきりプレーできる身体づくりを全力でサポートします!
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