腱鞘炎とは、筋肉と骨をつなぐ「腱(けん)」が通るトンネル状の組織「腱鞘(けんしょう)」に炎症が起こる状態を
指します。腱がスムーズに動くように働く腱鞘が、繰り返しの動作や使い過ぎにより擦れて炎症を起こし、
痛みや腫れ、引っかかりなどの症状を引き起こします。
代表的なものに「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」や、「ばね指(弾発指)」があります。これらはいずれも、
日常生活や仕事、育児などによって指や手首に過剰な負担がかかったときに起こりやすい症状です。
特に、女性はホルモンの影響で腱鞘がむくみやすくなるため、腱鞘炎が起こりやすい傾向があります。
まずは患者様のお話をじっくり伺い、発症のきっかけや日常生活での手の使い方などを把握します。
そのうえで、指や手首の可動域、痛みの出方、筋肉や腱の緊張具合を検査し、状態を総合的に評価します。
〇ポイント〇
腱鞘炎の多くは、手や前腕の筋肉の使い過ぎやアンバランスが原因で発症します。
当院では、患部周辺の筋緊張を和らげる「軟部組織へのアプローチ」に加え、関節や骨格の微調整を行うことで、腱と腱鞘の摩擦を軽減します。
〇主な施術内容〇
痛みや炎症が強い場合は、治療機器による物理療法も併用します。微弱電流や超音波によって、腫れや炎症を鎮め、細胞の修復を促進します。
〇使用機器の例〇
超音波療法:組織の深部まで温熱効果を届け、血行促進・
治癒を早める
必要に応じて、手首や親指にテーピングを施し、安静を保ちつつ動作制限を行います。これにより、患部にかかるストレスを軽減し、自然治癒力を高めることができます。
〇固定の目的〇
抱っこや荷物の持ち方のコツ腱鞘炎は「手首だけの問題」ではないことも多く、肩・肘・首の使い方や姿勢のクセが原因になることもあります。
当院では、正しい動作指導や姿勢指導を行い、再発を防ぐ体の使い方を身につけていただきます。
〇例〇
施術効果を持続させ、より早い改善を目指すため、ご自宅でできるセルフケアもお伝えします。無理のない範囲でのストレッチや温冷療法などを習慣にすることで、症状の回復をサポートします。
放っておくと痛みが悪化し、日常生活にも支障が出ることがあります。早めの対処が肝心です。
腱鞘炎は再発しやすい症状のひとつです。
当院では再発防止に向けて、以下のようなサポートも行っております。
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